埼玉県郷土史
「埼玉県郷土史」本について
埼玉県郷土史は,大正年間に埼玉県の旧制中学校の先生によって書かれた本である。著作権保護期間が終了したため,国立国会図書館が電子化し公開している。
序文をご確認いただければわかるが,当時の小学生(旧制尋常小学校)から中学生(旧制高等小学校)の生徒の日本史の授業の副読本として企画したものである。
国立国会図書館が公開している埼玉県郷土史の電子データをOCRを使いテキスト化したものがこのサイトである。旧字体・新字体が入り混じり,また,一部転写に失敗しているところがあるかもしれない。その点については,ご容赦願いたい。
埼玉県郷土史のデータは,国立国会図書館のサイトで公開している。念の為,下記にそのurlを貼る。
埼玉県郷土史
内容について正確さを求める場合には,上記のデータを直接ご確認頂きたい。
扉
序
今回余は浅學非才をも顧みず、國定の國史に準拠して埼玉県郷土史を書いた。
本県は昔から全國でも稀れに見るやうな史蹟や偉人傑士が輩出して居るのにこれを知る人が至って少ない。
余は多年埼玉県視學委員として小學校の國史教授の実際を見て居るが、これ又郷土史の利用については幾多の欠陥が免れない。
思想動揺の今日、健実なる國民志操の養成は焦眉の急といはねばならぬ、郷土を真に理解してこそ始めて愛郷、愛國の精紳が湧き善良有為の県民となり得るのである。
本書を書くにあたり本庄中學校長内藤武彦先生の御懇篤なる御教示を謝す。
大正十五年九月
埼玉県立本庄中学校教諭
鯨井寅松
参考書
- 新編武蔵風土記稿
- 関東中心足利時代之研究
- 渡邉世祐著
- 武相郷土史論
- 日本歴史地理學會編
- 武蔵武士
- 渡漫八代共著
- 大日本地名辞書(阪東)
- 吉田東伍著
- 鎌倉文明史論
- 日本歴史地理學會編
- 徳川時代之武蔵本庄
- 諸井六郎著
- 大日本地誌巻一(沿革の部)
- 山崎直方著
- 埼玉県誌上下埼玉県
- 武蔵野及其周囲
- 鳥居龍蔵著
- 武蔵野及其有史以前
- 同上
- 日本国史資料叢書
- 武蔵 太田亮著
其他 丙辰記行。江戸名所図絵。武蔵野話。夫本集。慶長見聞記。都市と農村。東鑑。萬葉集。武蔵野記行。更科日記。四行物語。後拾遺和歌集。伊勢物語。延喜式。廻国雑記。北国記行。東國記行。梅花無盡蔵。和名抄。義経記。古事記。